服装が直接的に成績に影響するとは考えにくいので、要は受験生本人の「好み」の問題である。
しかし、周りから浮くことを避けたいという気持ちも分かるので、ここでは、私の受験した複数の公務員一次試験における受験生の服装について記載しておく。
※ここで記載する内容は、個人の経験的なものを中心として構成されているため、客観性に欠けるおそれがある。
○【9割が私服】
国家I種・国家U種・国税…など
これらの試験は、ほとんどの受験生が私服と言ってよい。スーツの人は一つの教室に2〜3人といった程度か。
日程が近い裁判所事務官(裁事)や労働基準監督官(労基)、法務教官もほとんどが私服だと思われる。
また、いわゆる服装チェックは受験者数が多いこれらの一次試験では行われない。
「周りから浮く服装は嫌だ」という人は、私服で行くとよい。
○【私服が7割、スーツが3割】
国立大学法人・県庁・政令市
これらの試験では、私服が多数を占めるものの、スーツの受験生も一定程度いる。
国立大学法人等職員採用試験にスーツの受験生が多いのは、マイナビやリクナビなどでも試験案内をしているので、一般企業を中心に就職活動を行っている学生も受けるということが要因として考えられる。
ただし付言しておくが、世間的に就職活動時の服装はスーツというのが常識なのであり、特殊なのは公務員試験の方だといえる。
○【私服とスーツが半々】
市役所C日程
いわゆる一般市役所では、スーツの割合がぐっと高くなる。
また、知人の採用担当者の話によれば、「顔写真の照合の際に、私服の人にはチェックを入れる自治体もあるかもしれない」とのこと。
さらに、これは教員採用試験の話である。
友人の親がある年度の採用試験の責任者をしていたのであるが、その友人曰く「親から『私服の人は一次試験のときにマークしている』と言われた」とのこと。
これらのことを考えると、受験生数が100人程度の自治体の試験にはスーツで行ったほうが無難な気がする。
どうしても私服に拘りがあるという方は、もちろん私服で行くのがよい。ただし、その拘りは二次試験以降大いにマイナス評価につながるであろうことは想像に難くない。
○結論
はじめにも述べたように、結局「スーツか私服か」は好みの問題であり、「スーツを着ると気合いが入る」という人は遠慮なくスーツを着ていくべきである。
個人的には、スーツを着て試験を受けることを苦としないならば、スーツで行ったほうが無難のように思う。
最後の市役所のC日程を除き、服装が試験の成績に影響するとは考えにくい。
それよりも、しっかりと一次試験で点数が取れるかどうか、がよほど大事なことだろう。
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